贈り物 その1「銀のスプーン」
今までにいろんな方達といろんな出会いをさせていただいています。ありがとうございます。少しずつですがこの「isda blog」の場所で数々の出会いを紹介したいと思います。
今回のテーマは「贈り物・・・その１」として・・・・。
何年か前の事です。よく来ていただいているお客様から出産のお祝いに銀のスプーン（silver950）をオーダーいただきました。
うちには、ネックレスのTOPの小さいベビースプーンはあるのですが、お客様が贈りたいのは「今後使えるように・・」と子供が手で持って使える銀のスプーン！・・・・
店主は銀の板から切る、なまし、曲げる、たたく、削る、磨く、などの工程を何度もくりかえし、ステキなスプーンを作りあげました。
そして、名前や誕生日、体重を入れ、最後には革のケースに入れ
お客様に渡しました。・・・大喜びしていただきました！！（ふぅ、よかったぁ・・）
ありがとうございました。
古くから子供の幸せを願って贈られる銀のスプーン。
子供が少し大きくなって実際にこのスプーンで食事をしてくれてるかなぁ・・と、気になる所ですが、「銀のスプーン」記念すべき時にこそ贈りたい贈り物のひとつですね。
added : 2010年8月 1日 13:00
2003年、京都の北に位置する古い町屋を改修し、革と彫金の工房兼ショップを開く。ベーシックな形の革製品はそのほとんどが手縫いで制作されています。
主にイタリアなどのヨーロッパからの革を使用し、昔ながらのバケッタ製法の為、使い込むほどに艶が上がり「天然素材」としての「革」ならではの経年変化を楽しんでもらえます。
彫金は一点もののアクセサリーが主。
鹿の角や象牙をシルバーと組み合わせた指輪など、それぞれの素材を組み合わせた時により素材の美しさや、”味”を引き出した作品を制作。他には、革製品の一部にシルバーのボタンなどを取り入れたオリジナルの彫金も展開しています。